期待どおり

2002年2月27日
昨日、あいつが帰っていった。月曜日。
で、俺はある意味残酷なことに気がついてしまった。
どうも、俺はあいつとうまくやっていく自信がなくなった。
あいつはこっちで生活する気がないみたいや。
前からそうやないかと思っていたけど、それは
月曜に確信へと変わった。
今のあいつは、俺という名の止まり木に留まっているに過ぎない。
いくら俺が言って聞かせたところで、努力をせずに、
なるようにしかならないって考えのあいつには無駄だろう。
また春にあいつが遊びにやって来るかもしれないけど、
もう俺にとってあいつは特別な女じゃなくなったみたい。
こういうのって、気持ちがすごい大切やと思うから。
たぶん、このまま会いつづけても、俺らにはきっと
地獄しか待っていない気がした。もう、終わったな。
ただのセックスフレンドに成り下がる前に、俺から
幕を引いてやろうと思った。二人のこれからのために。

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