説得について

2003年6月7日
どう考えたって、こうした方がいい!と思うことがあっても、
それがなかなか分かってもらえないいことがありますよね〜。
っていうか、俺の上司は手ごわいのです。

メンバーの作業時間や、業務効率を考えたとき、
俺はよく改善案を進んで提出しているのだけど、
よく、こういうパターンにハマってしまっていた。
『うーん、言ってる意味がよく分からん!
 だいたい、この資料とこっちの資料に何の
 関連性があるんだ?!意味ない資料作ってくるな!』
俺から言わせば、『おめーが分かんねーだけなんだよっ!』
ってことなんだけどね。事実、他の人には十分納得してもらってるし。
ま、んなこと言ったって始まらん。
泣き寝入りなんて、俺には絶対にできんので、
まず、どうしてうまくいかないか分析をした。

要は、正論なのに通らないってことには、やっぱ、
精神的なカベが邪魔してるんじゃないかって思うわけよ。
もしくは、俺が嫌われているとか(つд`;)
ま、嫌われているのは、今はなしとして考える。
今までの既存の方法を変えることになるから、
言葉使いからして気をつけなきゃいかん。
つまり、
『ここにムダがあるので直します!』
なんて、ストレートな言い方をすれば、
当時、そのシステムを作った人にはいい印象を与えない。
ダメ出しを食ったようなもんだからね。

なので、俺の考えた改善提案作戦はこうです。
1.過去のシステムを十分に尊重し、時の流れとともに
 進化していかねばならない、ということに重点を置いて、
 まずは、上司の雰囲気を見る。
2.なんとなく、手応えがありそうならば、
  事前に純分に練りに練った資料を提出する。
 (ただし、ここの資料に上司が突っ込める部分を
  残しておくことが重要!)
3.資料に上司からの突っ込みを十分に反映し、
 (もちろん、効率が悪くなりそうな意見は、
  その場で説明して分かってもらう)
  再度、上司に提出して承認してもらう

俺の場合は、1の部分が欠けていたため、2に進むことが
できなかったんじゃないかと。
さらに、2のところで上司の意見を反映させる工夫を
施すことによって、上司にも達成感を与えることができる。
3の時点では、俺の意見がほぼ100%通っているうえに、
お互いに気持ちよく、業務効率アップを意識できる。

こんな作戦を取り始めてから、今までがウソのように
改善案が通るようになった。
これは、今回のパターンだけじゃなく、お客さんとの
打ち合わせの席でも使いまわし可能だね。
あと、注意したいのは、相手が間違ったことを言ったときも、
『いや!』と、話をさえぎってばかりではいけない。
自分の言いたいことがさえぎられた時、誰しも不快感を覚える。
大事なのは、相手が言っていることをすべて聞いた上で、
やんわりと事実を説明し、相手に、
『あ、確かにそうかも』と気づかせてあげることが
打ち合わせ時に非常に大事。
正論を述べることと、相手の気持ちを考慮することは、
常にセットでなければならない。

俺が3年目にしてこれに気づいたのは、ほんま幸運だったな。

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